景気動向調査
経営支援センター南佐久グループ景気動向調査
景気・消費・需要等動向に関する情報の整理
南佐久地区7商工会で組織する広域経営支援センターグループが、中小企業景況調査報告書及び小規模企業景気動向調査を取りまとめた報告書です。
長野県東信地域を営業エリアとする上田信用金庫の取引先264社を対象に調査を実施している景気動向レポートです。
観光動向情報
中部横断自動車道利用状況
中部横断自動車道の佐久臼田ICは、平成30年4月に供用開始となりました。
本分析では測定区間通過台数の差から佐久臼田IC利用台数を推計しています。
年度 |
佐久中佐都IC~ 佐久南IC間 |
佐久南IC~ 佐久臼田IC間 ( )は左記区間との差① |
佐久臼田IC~ 佐久穂IC間 ( )は左記区間との差② |
令和4年度 | 15,785 | 10,943 (4,842) | 9,209 (1,734) |
令和3年度 | 14,860 | 10,474 (4,386) | 8,817 (1,657) |
令和2年度 | 14,136 | 9,944 (4,192) | 8,682 (1,262) |
令和元年度 | 15,338 | 10,619 (4,719) | 9,097 (1,522) |
平成30年度 | 14,149 | 9,428 (4,721) | 8,071 (1,357) |
出典「佐久市統計書 13-1 高速道路1日平均利用台数」より
中部横断自動車道(測定地点通過台数)を抜粋
令和4年度
供用開始5年目も全区間で前年度を上回る利用台数となっています。
新型コロナのオミクロン株による第7波、第8波の感染ピークはありましたが、安定時期の長さからさらに利用台数が増加したものと考えられます。
令和3年度
供用開始4年目は全区間で前年度を上回る利用台数となっています。
新型コロナ第4波・5波・6波と3つの大きな感染ピークがあった中でも、各ピーク間の安定時期が長かったことから利用台数が増えたものと推測されます。
令和2年度
供用開始3年目は全区間減少していますが、新型コロナウイルスの感染拡大による移動制限等の影響があったと考えられます。
令和元年度
供用開始2年目は、①は4,719台で前期比で横ばいですが、②は1,522台と前期比11.2%増となっています。
平成30年度(佐久臼田IC供用開始)
佐久南IC~佐久臼田IC間と佐久臼田IC~佐久穂IC間の利用台数の差(②)が1,357台で、これが佐久臼田ICを利用されたものと推測されます。
また、佐久南ICまでの利用台数と佐久南IC~佐久臼田IC間の利用台数の差(①)が4,721台で、これが佐久南ICの利用台数と推計され、IC隣接の「ヘルシーテラス佐久南」を利用する車の乗降が影響しているものと推測されます。
地区内観光地利用者数
佐久市合併の平成17年以降、臼田地区内の観光地で統計数値が公表されているのは「龍岡城跡五稜郭」と「稲荷山公園」で、2か所の合計値で公表されています。
龍岡城五稜郭
函館の五稜郭とともに、日本に2つしかない五角形の洋式星形稜堡を有する城跡で、石垣の土手の桜が満開になる時期の来訪者が最も多くなります。
国内でも珍しい敷地内に小学校(佐久市立田口小学校)のある史跡ですが、令和5年4月の地区内4小学校の統合に伴い、同年3月末で田口小学校は閉校となり、その後は築城当時の姿に復元する整備計画が進んでいます。
稲荷山公園
稲荷山は臼田地区の中心部に位置し、参道入口の大鳥居とそれに続く130基の赤い鳥居が印象的な「稲荷神社」と、高さ35mの「コスモタワー」と総延長63mのすべり台「宇宙衛星スライダー」を有する公園がある憩いの場所となっています。
年 | 利用者総数 | 前年比 | 県内 | 県外 |
令和4年 | 297 | 118.8% | 149 | 148 |
令和3年 | 250 | 142.9% | 123 | 127 |
令和2年 | 175 | 51.6% | 140 | 35 |
令和元年 | 339 | 24.2% | 267 | 72 |
平成30年 | 1,401 | 112.4% | 1,126 | 275 |
平成29年 | 1,246 | 103.8% | 1,050 | 196 |
平成28年 | 1,200 | 102.5% | 1,014 | 186 |
平成27年 | 1,171 | 115.1% | 990 | 181 |
平成26年 | 1,017 | 88.1% | 856 | 161 |
平成25年 | 1,154 | 119.0% | 976 | 178 |
出典「佐久市統計書 21-1 観光地利用者数」より
龍岡城跡五稜郭・稲荷山公園の平成25年以降を抜粋
総数は少ないものの、令和元年と平成26年を除けば、毎年利用者が前年より微増のペースで推移してきましたが、令和2年は大幅に減少しており、新型コロナウイルスの感染拡大による移動制限等の影響があったと考えられます。
令和3年は増加に転じており、県外からのお客様が増加している点が特徴的です。
佐久市内を目的地とした検索上位
佐久市内の観光資源・宿泊施設やレジャー施設、商業施設等を目的地とした検索数上位5か所を、交通手段別に平日・休日別で抽出したデータです。
RESAS集計に基づく上位3位までを掲載しています。
(当地区の「龍岡城五稜郭」は順位に関係なく青色で表示しています)
なお、掲載順位が3位までないものは、最下部で説明している検索件数等の条件に合致しているものしか抽出されないためです。
2023年(3月)
自動車利用(平日) | 自動車利用(休日) | ||
1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 | 1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | 上信越自動車道佐久平PA下り | 3位 | イオンモール佐久平 |
9位 | 龍岡城五稜郭 | 5位 | 龍岡城五稜郭 |
公共交通利用(平日) | 公共交通利用(休日) | ||
1位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 1位 | 龍岡城五稜郭 |
2位 | 龍岡城五稜郭 | 2位 | イオンモール佐久平 |
3位 | イオンモール佐久平 | 3位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
2022年(全期間)
自動車利用(平日) | 自動車利用(休日) | ||
1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 | 1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | 望月東急ゴルフクラブ | 3位 | 内山牧場キャンプ場 |
8位 | 龍岡城五稜郭 | 7位 | 龍岡城五稜郭 |
公共交通利用(平日) | 公共交通利用(休日) | ||
1位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 1位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
2位 | 龍岡城五稜郭 | 2位 | 龍岡城五稜郭 |
3位 | イオンモール佐久平 | 3位 | イオンモール佐久平 |
2021年(全期間)
自動車利用(平日) | 自動車利用(休日) | ||
1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 | 1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | 望月東急ゴルフクラブ | 3位 | 内山牧場キャンプ場 |
9位 | 龍岡城五稜郭 | 6位 | 龍岡城五稜郭 |
公共交通利用(平日) | 公共交通利用(休日) | ||
1位 | 龍岡城五稜郭 | 1位 | 龍岡城五稜郭 |
2位 | イオンモール佐久平 | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 3位 | イオンモール佐久平 |
2020年(全期間)
自動車利用(平日) | 自動車利用(休日) | ||
1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 | 1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | 上信越自動車道佐久平PA下り | 3位 | 内山牧場キャンプ場 |
9位 | 龍岡城五稜郭 | 6位 | 龍岡城五稜郭 |
公共交通利用(平日) | 公共交通利用(休日) | ||
1位 | 龍岡城五稜郭 | 1位 | 龍岡城五稜郭 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | イオンモール佐久平 | 3位 | イオンモール佐久平 |
2019年(全期間)
自動車利用(平日) | 自動車利用(休日) | ||
1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 | 1位 | 道の駅ヘルシーテラス佐久南 |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
3位 | イオンモール佐久平 | 3位 | イオンモール佐久平 |
10位 | 龍岡城五稜郭 | 10位 | 龍岡城五稜郭 |
公共交通利用(平日) | 公共交通利用(休日) | ||
1位 | イオンモール佐久平 | 1位 | 佐久スキーガーデンパラダ |
2位 | 佐久スキーガーデンパラダ | 2位 | イオンモール佐久平 |
3位 | 佐久一萬里温泉 | 3位 | 駒場公園 |
5位 | 龍岡城五稜郭 | 4位 | 龍岡城五稜郭 |
出典 地域経済分析システムRESAS「観光マップ・目的地分析」より
「佐久市」の自動車・公共交通別、平日・休日別で抽出(2023年1月現在)
RESASの出典 株式会社ナビタイムジャパン(経路検索条件データ)
*2019年度からクローラー検索の除外対象が拡大されたため同年度以降で抽出しています。
*上記表示順位は以下の条件に合致したものを表示しています。
「平日と休日の合計年間検索回数が自動車は50回以上、公共交通機関は30回以上」
「平日と休日の合計年間検索回数が全国1000位以内または都道府県別50位以内または市区町村別10位以内」